膝の痛みを予防する筋トレ2
|整形外科や整骨院でよく紹介される、
【膝裏でタオルを押すトレーニング】
「膝の痛みを改善し、自分の脚で
スムーズに膝を気にせず歩きたい」
のなら、このトレーニングには
欠点があると前回お話しました。
欠点は何か考えていただけましたか?
わたしは、このトレーニングに、
2つ欠点があると考えています。
1つ目の欠点は【強度】です。
筋力の向上や筋肉をつけるには、
最大筋力の70~80%程度の
負荷を選ぶことが効果的です。
回数だと、10回程度しかできない
負荷を選ぶとよいでしょう。
しかし、タオル押しトレーニングは、
10回より多く、20回30回と
できてしまいます。
つまり、このトレーニングでは、
筋力の向上や筋肉をつけるには
負荷が弱すぎるのです。
もちろん、膝を手術したりなどで、
脚を全く使っていない人の場合は、
このトレーニングが、10回程度
しかできない場合もあります。
そのようなケースでは、
タオル押しトレーニングは、
筋力トレーニングとして
有効だと思います。
ただし、このトレーニングが、
20回、30回とたくさんの回数
できるようなら、別な方法を選ぶ
必要があります。
たくさん回数をやったから、
筋力がアップしたり、
筋肉がつくわけではありません
どのくらいの回数できるかを目安に、
負荷が適切かをチェックしてみましょう!
では次回は2つ目の欠点です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。