玄米は骨によくない?その2

玄米と骨の関係の続きです。

前回は、玄米がカルシウム吸収を阻害
する因子として、【食物繊維】について
お話しました。

 

今回は2つ目の因子、
【フィチン酸】です。

フィチン酸は、玄米などの穀類や、
豆類に多く含まれる成分です。

 

フィチン酸は、強い“キレート作用”
(金属イオンと結合する作用)を持ち、
カルシウムなどの体内ミネラルと結合して、
排泄してしまうはたらきがあるとされています。

そのため玄米を摂ると、フィチン酸の影響で
カルシウム欠乏になるというわけです。

 

しかし、実際に玄米に含まれているのは、
フィチン酸ではなく、【フィチン】である
ことが分かりました。

 

では、
フィチン酸とフィチンの違いは何かといえば、
フィチン酸に金属イオンがくっついたものが、
【フィチン】です。

 

フィチンは、既にミネラルと結合しているので、
他の体内ミネラルと結合することはありません。

 

つまり、玄米を摂っても、
カルシウムが余計に排出されることは
ないというわけです。

これは、厚生労働省の平成18年度調査、
『既存添加物の安全性の調査研究』でも、

「コメヌカから抽出したフィチン酸は、
 安全性に問題がない」

と言及されていることからも、
玄米の安全性が見てとれます。

 

ただし、

それでもフィチン酸の影響が怖いという方は、
牛乳がフィチン酸による悪影響を防ぐとの
研究があるので、牛乳を摂るとよさそうです。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!